株式会社日晃機械商会

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「環境にやさしい公共工事」これは口で言うのは容易く、実行はなかなか難しいものです。
煩雑な化学薬品添加量の調整や、複雑な作業工程を必要とする従来からの濁水処理工法は、現場の負担を大きくするのみならず人為的ミスを誘発しやすく、各地で汚濁水の放出や薬品の流出事故を起こして環境の二次破壊を招いています。
私達は、こうした現状を鑑み、「誰にでも簡単に運転管理ができる事」「コストができる限り安く抑えられる事」「環境に対する負荷が少ない事」の３点から、より良い濁水処理方法を模索してまいりました。
その結論として現在当社で取扱っているレンタル商品を、ここにご紹介します。

工事濁水専用処理システム　ミズコシタロウ　レンタル

■ミズコシタロウの特徴

	「ミズコシタロウ」は、新開発の高分子マイクロフィルターを使って濁水を濾過するため化学薬品を一切使いません。そのため、添加薬品コストの削減、残留汚泥の処理コストの削減、自然環境への影響の低減、のメリットが生まれます。
	ウォータージェット工法やワイヤーソー工法、コンクリートカッター工法（湿式）など、今まで切削水を収集廃棄処分していた現場において、水を有効再利用する"水のリサイクル"を実現します。（下記参照）
	独特のフィルター構造（特許出願中）とフィルター洗浄機能により継続的な濁水濾過処理を可能にしました。国土交通省　新技術情報提供システム　ＮＥＴＩＳ　登録番号　Ｎｏ．ＣＧ-020011
	放流口には、超微細気泡（ミクロバブル）発生装置（写真）を採用し、放流水に数ミクロンの気泡を加えることにより、大量の酸素を含んだ水を放流することができます。そのため、下流域の河川環境の改善にも貢献することが期待できます。
	濁水処理工において凝集剤の使用は、本来水棲動植物が必要とする栄養素（ミネラル分）まで除去してしまいます。フィルターはその必要栄養分を残しながら濁泥成分を取り除くため、自然に近く、環境にやさしい濁水処理方法です。
	電気凝集ユニット（Ｇシリーズ）との組合せにより、さらに広範な濁水の処理が可能になります。

■レンタル機　「ミズコシタロウ」仕様

型　　式	MTP-06型	MTP-10型	MTP-20型	MTP-40型	MTP-75型
全　　長	3.5M	3.7M	5.9M	6.2M	12.65M
全　　幅	1.3M	1.4M	1.4M	2.3M	2.3M
高さ（本体）	2.6M	2.7M	2.7M	2.7M	2.7M
重　　量	2.0Ｔ	4.0Ｔ	5.0M	7.0Ｔ	10.0Ｔ
使用電力	200/220Ｖ 3ｋｗｈ	200/220Ｖ 5ｋｗｈ	200/220Ｖ 10ｋｗｈ	200/220Ｖ 20ｋｗｈ	200/220Ｖ 26ｋｗｈ
処理方法	物理的濾過方式	物理的濾過方式	物理的濾過方式	物理的濾過方式	物理的濾過方式
処理能力	最大6ｍ3/ｈｒ	最大10ｍ3/ｈｒ	最大20ｍ3/ｈｒ	最大40ｍ3/ｈｒ	最大75ｍ3/ｈｒ

■　工事採用実績

　こちらから過去の工事採用実績がご覧いただけます。工事採用実績


現場にて濁水濾過実験（愛媛県）	現場搬入の状況 MTP‐75型（広島県）	濾過された放流水（広島県）	ダムゲート工事・船上使用例 MTP-20型（岡山県）

民間マンション建設工事 MTP-20（東京都多摩市）	造成工事　濁水緊急対策 MTP‐75　Ｇ-Ⅲ（徳島県）	護岸高潮対策工事 MTP-75 G-Ⅲ（山口県）	造成工事　濁水緊急対策 MTP-40 G-Ⅱ（徳島県）

ウォータジェット工法　現場状況切削水のリサイクル	ウォータジェット工法　MTP-10 設置　切削水のリサイクル	ウォータジェット工法　回収水切削水のリサイクル	ウォータジェット工法　ろ過水切削水のリサイクル

ミズコシタロウ　電気凝集ユニット　Ｇシリーズ

電気凝集ユニットの特徴

電極板の使用により、薬品の添加を必要としません。
ミズコシタロウ単体では、濾過が困難な微粒子（コロイド状粒子）が極端に多い水質の場合に、ミズコシタロウの補助機として使用します。
薬品による凝集に比べ、電極板を使用して電解を行うことにより起こる一次反応（酸化・還元・析出反応）と二次反応（凝集・浮上・沈降）の二つの反応の働きにより、効率よく汚濁水（重金属類を含む多種の無機性廃水や有機性廃水）を処理することが可能です。
河川浚渫工事など、ヘドロ状態の濁水等の場合にも使用可能です。

凝集ユニット仕様

型　　式	G-Ⅰ型	G-Ⅱ型	G-Ⅲ型
全　　長	4.3M	6.5M	9.5M
全　　幅	1.4M	2.3M	2.3M
本体高さ	2.3M	2.55M	2.55M
重　　量	3.5Ｔ	6.0Ｔ	8.0M
適用機種	MTP-06　MTP-10	MTP-20 ＭＴＰ-40	MTP-75

凝集ユニット使用実例

電気凝集装置を使用した場合のフロー

ミズコシタロウ　循環ろ過脱水システム　ＭＴＣ・ＭＴＤｼﾘｰｽﾞ

■ＭＴＣ・ＭＴＤSシリーズの特徴

	ＭＴＣｼﾘｰｽﾞは別名「ロードカッターシリーズ」とも言います。道路舗装カッターの切断冷却水を高分子マイクロフィルターでろ過し、きれいな水にして再利用を繰り返す。ということを主眼に開発されました。
	MTCシリーズは、MTC-Ⅰ（舗装カッター用循環ろ過装置）、MTC-Ⅱ（舗装カッター用循環ろ過脱水装置、写真右）、MTC-Ⅲ（大型汚泥循環ろ過脱水装置）の三種類で構成しております。MTC-Ⅱ・Ⅲはろ過と同時進行で脱水を行います。（写真右下）
	スイッチ一つの簡単操作により、８時間連続運転、連続脱水（MTC-Ⅱ）を可能にしました。
	MTC-Ⅱは24V、100V、200Vのスリーウェイ方式。清水槽700Lタンク。脱水泥収納箱（土のう袋併用）付き。炭酸ガスｐH中和処理装置（オプション）。
	MTDSシリーズは、従来困難であった濃度の薄い濁水（濁度50mg/l程度から）を、１台の装置でろ過と脱水を同時に行うことが出来ます。構造的にはMTCのろ過機能を強化したものであり、省スペース、省電力の優れもので、脱水ろ過兼用機として使用できます。
	MTDSシリーズは、MTPシリーズと組合せで使用することにより、濁水処理、脱水処理ともに化学薬品を使用することなく処理が可能になります。

■ミズコシタロウ MTC/MTDS仕様

型　　式	MTC-Ⅰ型	MTC-Ⅱ型	MTC-Ⅲ	MTDS-1
全　　長	1.4M	1.53M	3.045M	2.48M
全　　幅	1.2M	1.4M	1.22M	2.08M
高さ（本体）	1.5M	1.5M	1.55M	2.5M
重　　量	0.3Ｔ（乾燥）	0.4Ｔ（乾燥）	1.25T（乾燥）	1.05Ｔ（乾燥）
使用電力	24V	200/220Ｖ 100V(450W) 24V	100V　1.35ｋｗ	200/220Ｖ　2.3ｋｗｈ
処理方法	多重ディスク濾過方式	多重ディスク脱水ろ過方式	多重ディスク脱水ろ過方式	多重ディスク脱水ろ過方式
処理能力	3L/min	3～4L/min	9～12L/min	0.7～1.2ｍ3/ｈｒ

鶴見スーパーナミット濁水処理装置　TCN-0308G

スーパーナミットの特徴

	浮遊物質（SS）を多量に含んでいたり、強アルカリ性である濁水を、炭酸ガスを用いて中和処理します。
	凝集剤添加（沈殿促進）によるSS 分離を行った後、pH 値を測定・記録、処理水を放流します。
	造粒槽から適宜引き抜かれる汚泥は、水切れが良く、後段の脱水機の負荷が軽減できます。
	内部状況が一目で分かるオープン形態となっており、的確なメンテナンス及び清掃が可能となります。
	装置重量も1300kg（運転重量2700kg）と軽量のため、4000kg車等に搭載し移動濁水処理車としての適用が図れます。地方都市における軽微な工事で発生する排水など、小規模濁水発生現場で特に活躍します。

50/60Hz 共通標準仕様

型　　式		TCN-0308G
原水水質	pH	8.0～11.0
	SS	100 ～5000ppm
処理方法	pH	炭酸ガス＋ON-OFF 制御
	SS	凝集分離＋袋による重力脱水（特別付属品）
処理能力		3～8m³/h
処理水水質	pH	7.0 ±1.0
	SS	25ppm 以下
電源電圧		三相×200V
総出力		2.64kW
pH電極		ガラス電極内蔵浸漬型ホルダ×2本
制御盤		屋外型（pH 指示計・pH 記録計内蔵）
質量｛重量｝		1300kg

■標準付属品
●標準液セット（pH 校正用）
●スーパーナミット（20kg）

pH 中和機能を有さないTCN-0308 型もあります。（総出力2.04kW）

生コン工場、コンクリート2 次製品工場の排水処理用としてのTSN 型濁水処理装置もあります。

処理能力は原水水質により増減があり、SS の凝集性により最大10m³/hまで対応ができます。

TCN-0308 型は気化器、pH 電極、pH 指示計・記録計等が非付属となります。

表示質量｛重量｝は、商品単体の乾燥質量｛重量｝です。

用　途

土木建築工事で発生する各種排水の処理用。
グルーミング（道路表面のダイヤモンドカット）作業時、及び下水管や側溝の清掃で発生する各種排水の処理用。
各種産業工場で発生する各種排水の処理用。

ウッドチッパー　OK100

ウッドチッパーOK100の特徴

	新機構採用によりカッター刃を本機に取り付けたまま研磨可能。
	自走式ですから狭路地に最適
	本体重量285ｋｇ（軽トラックに積込可）
	シンプルな構造で故障が少なく、メンテナンスが楽です。
	最大処理径100mm
	ハネかえり防止カバー付き
	緊急停止スイッチ付き

用　途

土木工事現場において発生する伐採樹木の現場処理。
街路樹、公園・果樹園の剪定枝、竹等を現場でチップ化し、現場に散布または減容量化して運搬コストを低減します。
緑資源のリサイクルに貢献する製品です。

主要諸元

型式名		OK100
機体寸法	全　長　(mm)	1,520　(1,000)
	全　幅　(mm)	900
	全　高　(mm)	1,245
重　量　(kg)		285
エンジン	型式名	クボタ　V2203-B 立形水冷ディーゼル
	P・S/rpm	11.3/2000 9.5/1800 (最大)
処理径　(mm)		最　大　100
能　力　(立方メートル/h)		竹　2.2チップ木　2.5チップ
(　)　排出口取り外し時

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